M軸とLR軸
M軸はモノラルの軸で、音が中心でなっているということです。
LR軸はLeft, Rightでなっているということです。
リバーブを掛けると、全体で鳴るので、わかりやすいです。
+-S軸
このS軸が若干わかりにくいですが、
これは音の相異です、音には波があり、それを反転させると音の相異ができてそれを合わせると消えます。
ノイズキャンセルイヤホンみたいな感じです。
その相異がどれだけあるかという指標で、S軸に強く波形が出てると音が小さく感じたり、不自然に感じることがあるらしいです。
Corr
(Correlation)は、ステレオ信号の左チャンネルと右チャンネルがどれだけ互いに関連しているかを測定する指標です。
Phase Meterにおいては、通常この値は-1から+1の範囲で表示されます。
通常、+1に近いほうが良いとされていますが、必ずしもそうとは限りません。
例えば、ある特定のステレオエフェクトを意図的に使用している場合、Corr値が0に近くても問題ない場合があります。
まとめ
+-S軸やCorrに関しては、音源に問題があると難しいので、
録音時のセッティングで確認して解消できるといいかなと思います。
Mix時には、M軸LR軸を確認しながら想像通りの広がりになっているかを
好きな音源と見比べたりして確認するような使い方になると思います。