結局、倍音とは何なのか

結局、倍音とは何なのか

目次

倍音とは

倍音とは、音を鳴らしたときに

同時に振動数が倍になって鳴っている音です。

シンプルでわかりやすいようで、わかりにくいですね。

「ド(C4)」の音がなる弦があるとします。これを弾きます。

そうすると、一秒間に「261.63」回空気を振動させます。

そうすると、実はその弦の半分の長さでの振動も起こします。

つまり一秒間に2倍の「523.26」回空気を振動させます。

これが第二倍音「ド(C5)」です。

どの倍音出やすいかは楽器によってさまざまだよ!

そして第三倍音は3倍の「784.89」で「ソ(G5)」の音なんですね。

初めて知った時若干想像しずらいなと思ってしまいました。

これが無限に第四倍音、第五倍音とあるわけです。

聞こえるかは別問題ですが。

低次倍音はドレミファソラシド(12平均律)の音程内にほぼ収まり、

さらに倍音は物理的に自然発生しやすい。

そのため、12平均律の音楽は人間の聴覚構造と相性が良く、結果として多くの人に受け入れられやすい体系になっているのかもしれません。

ただ、第7倍音、第11倍音、第13倍音と12平均律から外れる、音もあるので、

もしかしたら、この先12平均律を超えた音楽になっていくかもしれません(笑)


非整数次倍音とは

調べていくと非整数次倍音というものに出会いました。

1.5倍とかそういう事かなと一瞬思いましたが、そういう音は、不安定で、

音を保つことが難しいです、

調べてみると、息づかいや、ハスキーな声などの事を言っているようでした、

つまり音の発生源とは別で発生しているノイズ系の音のことを「非整数次倍音」

と呼んでいるようです。

ちょっと気に入らなかったのでChatGPTに聞いてみたところ、

そんなものは学術的に存在せず、「非調和成分」と表記する方が良いと言われました(笑)

もう人間よりAIの方が正しい発信をしてくれるようになってしまうかもしれません。