Open Airの使い方【Studio One】


今回は、Studio Oneリバーブの一つOpenAirを紹介しようと思います。

OpenAirは実際の空間や物体で録音された「インパルスレスポンス」と呼ばれるサンプルと、
他のオーディオ信号をコンボリューションすることで、その空間や物体の音響特性をシミュレーションする
コンボリューションリバーブです。

なので、プリセットが大量にあります。
いずれ、おすすめを見つけておきます。

プリセットも大量にあるしコンボリューションリバーブということなので、
パラメータをそんなにいじる必要もないような感じもしますが、
若干印象を変えたい場合もあると思います。

では、操作方法を見ていきます!

目次

基本(左)

Predelay

Predelay Offset

反響音が開始するまでの時間
マイナスの場合は、マイナス部分を切り捨てるんだと思います。

負の値のインパルスレスポンスの既存のプリディレイを切り捨てます。

Length

Length Offset

後部残響音の長さが変更されます。
デフォルトより短くすると。後部残響音はカットされます。
長くすると後部残響音タイムストレッチされます。


基本(右)

ER/LR

Early Reflection / Late Reverberation Balance

初期反射音後部残響音音量バランス

Gain

Output Gain

音量

Mix

Effect Depth

未処理(ドライ)信号と処理(ウェット)信号のミックスを0から100%の範囲で設定します。
エフェクトのかかり具合、こっちのほうが自然にボリュームが上がる感じがする。

Lock

Mixノブをロックできる、使い道はあんまりわかってない、誰か教えてください。


画面

残響が画面に表示されてかなりわかりやすいです。

初期反射音が濃く、後部残響音は薄く表示されています。

Log Time

オンの場合、初期反射の詳細が表示され、ER/LRクロスオーバー位置の設定がしやすくなります。

オフのほうが、大きく見えて好きです。

Log Level

オンの場合、RMS曲線が見やすくなります。

オンのほうが、大きく見えて好きです。

プリセット名

プリセットの名前が表示されています。
クリックしてファイルセレクターを開くか、ここにIRファイルをドラッグ&ドロップすることもできます。

Prev/Next

プリセットを変更できます。


Envelope

Fade-In

Attack Fade Length

残響音のフェードインの時間を設定できます。

ER/LR-Xover

Early Reflection / Late Reverberation Crossover

初期反射音後部残響音切り替わりポイントを設定できます。

Fade-Out

Decay Fade Length

残響音のフェードアウトの時間を設定できます。

Shorten with Stretch

Lengthを短くしたときに後部残響音をカットではなくタイムストレッチで行います。

Stretch with Pitch

説明には以下のようなことが書いてありました。

長さの変更にタイムストレッチは使用されず、リサンプリングが使用されます。

つまりオンにしてLengthを変更すると残響音ピッチが変わるということです。

それと、オンにすると、初期反射にも適用されるそうです。


Processing

Cross-Feed

Stereo Cross Feed

【いじらなくていいのでは!?】
おそらく、左右でなった音の反響音を反対側に増やせるんだと思いますが、
正直よくわからないです、響きが若干増える感じもしますが、私のでは、誤差です。

Cross-Delay

Stero Cross Delay

【いじらなくていいのでは!?】
これもさらにわからないです(泣

ステレオ距離として機能するクロスフィードされたチャンネルのディレイを0から25 msの範囲で調整します。

説明を呼んでもよくわからないです。

Asymmetry

Cross Asymmetry

Cross-Feedで増やした音のPanを設定できるんだと思います。
Cross-Feedが0の場合は、なにも変わらない感じがしました。

GainとFreq

EQです。
反響の周波数帯を調整できます。


まとめ

個人的には、残響の表示が見やすいのと、プリセットでいい感じになるので、いい感じだなと思いました。
いいプリセット探します。